ここでは佐藤かよの鑑定の様子です。
パート3です。
そして最後は恋愛のこと。
自分の体のことを考えると一歩引いてしまい恋に前向きになれないという。
佐藤かよ「その時いいなと思う人に出会ったりお付き合いをしたりとかしても自分の中でこのまま長く付き合っていって相手が結婚とか考えるようになってきたら、私と結婚したら、相手にとって相手のご家族にとっても何かしらやっぱり迷惑になるんじゃないか?とかなんか申し訳ない。」
木村藤子「でも、お相手もそれを承知の上でおつきあいをしているわけでしょう?」
佐藤かよ「もちろん。」
木村藤子「だったらお互いにそういうことの状態を納得済みだからあなたはそれを考えすぎ。」
佐藤かよ「考えすぎですか?」
木村藤子「了解済みであなたを好きで交際するんですからあなたがそれに対して『申し訳ない』とかっていうものの考えは少し意味が違う。
相手の方もそういう状態の方を好きということの意味だから。意味わかります?性同一障害の人間を好きだと捉えてもいいんだと思います。」
佐藤かよ「私と交際してきた男性はそういう訳でもなくて、私と出会って私のように生きてきた人(性同一障害の人)と初めて付き合ったっていう人ばかりだったので。(涙ぐんできます。)」
木村藤子「ちょっと待って。そういう意味じゃない。女性同士を好きなっても良し、男性同士も好きになっても良し、性同一性障害と女性同士が好き、男性好み。
それと同じで相手の男性もあなたのそれ(性同一障害)を承知の上でそれを良くって好んで、好きで付き合っているんですから、それが原因で離れるという言葉は泣く問題じゃない。あなた責任もってここに来たんだから。」
今まではスタジオの花にも気を配る余裕のあった佐藤かよ。
しかし、木村の言葉に感情が抑えれられなくなる。
そして見かねたマネージャーが現場へ入ろうとしたその時。
木村藤子「マネージャー、あなたは来ないで。ここは責任もってきているんだから、この人は。
プロとして入ったんだから。マネージャーさんであっても入ってこないで。」
現場の空気が張り詰める。
相談に怖いほどの姿勢で向き合う木村に佐藤も本気で感情をぶつけ始める。
佐藤かよ「私は正直言ったら性同一障害性とか同一障害じゃないとかも私からしてみればどっちでもよくて。
私は女の子として生きていきたいから、女の子として生きていくために必要なことを今まで自分で選んでいこうと思ってやってきて、人から見た時にそれ(本当の女性として)は該当しない、違うといわれたとしてもやっぱり私は私で女の子として生きて行きたいと思ったのは、心の底から直感で思って生きてきたことだったので、正直自分でもわかんなくなってきちゃうんですよね。」
木村藤子「ちょっと待ってね。泣かないでちゃんと話してみて。」
佐藤かよ「辛くなってきちゃって。今までの話を聞いていたら。」
木村藤子「これを乗り越えないと負けず嫌いの部分だけ出ちゃうよ。
今、あなたが若いから、泣いてもいいんですけど、この世界で生きていくにせよ性同一障害で生きていくにせよどっちでも、もっとしっかりとした判断力をこれから年齢的に養っていくべき。」
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悩み
恋愛のこと
答え
恋愛をする相手は佐藤を理解して付き合っている
悩む必要はない
今は正しい判断力を身につけ人間性を磨くことが大事
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木村藤子「もう1つあなたがご心配される『相手に申し訳ない』と。
それは若い女性らしく確かに大切なこと。それは心配をそれほど深くせずに『あなたご自身の幸せをつかみなさい』っていう意味で」
佐藤かよ「なんか最近すごく、友達とかにも言えなかったんですけど、なんかどっか後ろめたくなって、考えちゃうときがあったんで。
なんかそんな風に話せることもなかったんでよかったです。」
鑑定を終えて
佐藤かよ「 今日初めてお会いしたとは思えないような話の空気感でいろいろはっきり伝えてくださって、だからこそわたしもすごくはっきり先生に悩みを打ち明けられたし、そういう関係性って築くのすごい難しかったから、きょうはお会いできて、お話もできてすごくいい経験になりました。よかったです。」
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佐藤かよの気づくこと
若さゆえ悩みが大きくなっている
多くの経験を積み、正しい判断力を身につけるべき
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佐藤かよのターニングポイント宣言
もっともっと勉強もしてもっともっと大人の女性になれるように
女の子として頑張っていきます。
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