2013年11月30日

木村藤子が春やすこを霊視鑑定!キセキ相談 パート3

2013年9月27日放送された『木村藤子のキセキ相談!美女たちのターニングポイントSP III 』の紹介です。

ここでは春やすこの鑑定の様子です。

パート3です。

ここで木村は自分の経験を打ち明けた。
介護される側も介護する側への気づかいが必要だと説いた。

木村藤子「私も母を大切にしたんです。
母が胆石の時、本当に体を拭いていたわるように(わたしが)病院で拭いてあげた。
母の体をこすっていた時、『痛い!』って大きな声で。
私が一瞬『うっ』と思って『どうした?』って言ったら(母が)『痛い!』って。
絶対そんなつもりはなかった。今でも悔いが残ります。』」

春やすこ「お尻を拭きながら『もっと優しくしてくれ』とか『お前のやり方きついわ。』ということはよく言ってました。
きれいに拭いてあげようと思うから力が入るんですね。
力が入ったら痛いっていうことを忘れているんですよね。」

木村藤子「そう。それっきりわたしも言葉が出なくなって。『ごめん、ごめん』ていったら(母が)『うん、大丈夫』って言ったの。
でも今でも心に残るのが、あの時一言『度合(力加減)がわからないからいいんだよ』って言ってくれたら、私の心の重荷が勝手な言い方ですけど軽くなったと思う。
私は介護されてもしそうなったら、言葉の補充(補足)が大事だと思いました。」

父の介護はつらいだけではない。春やすこには得るものがあった。

木村藤子「あなたがこの介護のおかげで、あなたにとって得るもの、大変役に立つものがたくさん、あなたの心に大きな何かが成長した。
お父様のことでいろんな勉強されたと思う。
お父様もこの世を立っていって、我が子に(人生の試練を)覚えさせて一つの役目を終って立って行ったわけですから。がんばりました。」

春やすこ「私は後悔することないですか?」

木村藤子「ないです。(お父さんが)『ご苦労様』って。」
春やすこ「はい。よかったです。」

春やすこが気づくべきこと
親の本当の気持ちを理解して守り助ける。
それが介護である。


場面はスタジオにかわります。

徳光和夫「今日まで自宅介護にこだわっていくのは?」

春やすこ「やはりどこかにお預けするとそれだけ費用がかかるじゃないですか。
2人のことは年金でまかなおうとして一緒に暮らしたので、出るものがなかったらなかなかお金の高い施設にはお預けできない、という現実がありましたので。」

奈々緒「介護で一番大切なことは何でしょうか?」

木村藤子「今、お金がかかるとおっしゃいました。
でも年金の中で入れる施設もあると聞きます。
だから一人で頑張ってギブアップ状態、親孝行したいのだけども言葉がきつくなった、怒った、どなった、おむつまでぶつけて汚した。
(介護)される側が、もう地獄ですよね。
それを防ぐためにも両者の前もっての心。それをお伝えしたんですよ。」

春やすこのターニングポイント宣言

春やすこ「介護って多分子育て一緒で、子育ての仕方がお母さんによってそれそれ違うように介護の仕方もそれぞれの家庭で違うと思うんですが、介護される方の心を大事にして頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。」
posted by ちこ at 20:04| Comment(0) | 春やすこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月19日

木村藤子が春やすこを霊視鑑定!キセキ相談 パート2

2013年9月27日放送された『木村藤子のキセキ相談!美女たちのターニングポイントSP III 』の紹介です。

ここでは春やすこの鑑定の様子です。

パート2です。

父を看取った後も母の介護が続く。
休む間もなく精神的にも追い込まれていた。

木村は介護を行う上で心がけたい大切なポイントを語った。

木村藤子「みんな介護という言葉をこの頃頻繁に世間は使っています。
ただしご存じのとおり介護というのは、まずおむつの交換、これが一番のショックから始まる。でも、介護する側よりも介護される側の気持ちも考えていかないと。
介護される側もまた大変なんです。
この間までお元気で歩いていた人が寝たきりになるとストレスがたまる。
それが大変だと思うんです。」

春やすこ「お母さんの場合はまだ自分でトイレも行けるし、そんなに介護に大変ではないんですが、お父さんと同じ気持ちで介護していっていいのでしょうか?」

木村藤子「お母さんは肺気腫ですか?」

春やすこ「はい。」

木村藤子「肺の上のほうが(切除されて)ちょっと足りない。
でもそんなに今大変な状態ではないですよ。酸素吸入やっているとまだ。
あなたは一つのことに集中してしまうとストレスがたまるタイプ。がんばる時は全身こめてやっちゃう。
全身こめて、(心の)袋が満杯になるとそこでプツッと切れちゃう。
ケアマネージャーさんかどなたか(介護を)お願いしながらあなたが折に触れて(母の面倒を)看てあげたほうがいい。」

春やすこ「はい。じゃあちょっとぐらいズボラ(手抜き)するぐらいの気持ちで?」

木村藤子「なるほどね。ズボラ(手抜き)ね。
ズボラそれもよいでしょう。
もっとわかりやすく言うと一人じゃなく、(周囲の人の)お力を借りなさいと。
そうするとあなたの持っている性格『親孝行したい』、これがまっとうできるから。おかあさんがこの世を立つとき『お母さん本当にありがとう』って。あなたは温かい目で見送りができる。」

春やすこ「わかりました。」



悩み
母の介護とどう向き合えばいいのか

答え
今介護される側(母)が、何に苦しみ、悩み、何を求めているか相手の立場に立って考えること

posted by ちこ at 21:00| Comment(0) | 春やすこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月11日

木村藤子が春やすこを霊視鑑定!キセキ相談 パート1

2013年9月27日放送された『木村藤子のキセキ相談!美女たちのターニングポイントSP III 』の紹介です。

ここでは春やすこの鑑定の様子です。



女優、タレント春やすこ(52)
漫才コンビ、春やすこけいこ。
80年代に起きた漫才ブームではアイドル的な人気を博した。
あれから30年、春やすこは大きな悩みを抱えていた。それは年を重ねればいずれ誰もが向き合わなければならないものだった。

相談内容は亡き父の想いと介護のこと。

ダブル介護。
春やすこは脳梗塞で寝たきりの父(享年82)と肺気腫で患う母を自宅で介護していた。


木村はまず、亡き父の想いを見る。
父が亡くなる当日、小康状態だったので母娘で買い物に出かけた。
しかしその間に様態が急変、父は帰らぬ人となった。

春やすこ「何であの時出かけて行ったんだろうっていうのがすごい今も心残りなんですけど。
その日に限ってなんか後ろ髪ひかれる気分で、病室を出るときにぱっと父親を見たんですね。
そしたら、酸素のこういうのをしているんですけど、(私に)何か言いたそうな目をしていたんですけど。
その時に(病室に)戻って酸素マスクでも取って聞いてあげたらよかったんですけど、そのまま出ていったんですね。」

木村藤子「お父さんの心情をみているんですが、その時に(自分が)亡くなる意識はないんですよ。
あなたの心を温かく見ていた。『ゆっくりいっておいで』という感じ。全然悪意がない。」

春やすこ「(うなづく。)」

木村藤子「76、77歳あたり。77という数字がみえています。
なんでこのあたりでぽくっと逝ってしまわなかったのか?と悔いが残るぐらい『(死ぬのが)遅かった』っていう表現をしています。」

春やすこ「そうなんですか。」

木村藤子「77歳のあたりでどこか体調を崩されている。頭のほう(に異常が残った)。
それ考えてみて。頭のほうに脳梗塞じゃなく何か異常…。
ジーンときているのがあるから。」

春やすこ「階段から落ちて骨折れていないから(病院から)帰らされているんですけど、その時に頭を打っていたと思うんですね。
で、家でずっと見ていたんですけど、急に(具合)が悪くなって、その時車いすでグタッとなってて。」

木村藤子「私がみえたのが77歳あたりの状態でいいと思うんですが。
みえた光景。
要するにこういうこと。
お父様は寝たきりになっているときに意識があるうちに自分というものを悟っていった。あの時に終わって(死んで)いればこういう状態(寝たきり)にならなかったのに、と。あなたのお父様は安心して(死ぬのが)遅いくらいだと、この世を経つのが遅いくらいだと。」

春やすこ「そうなんですか。
でも確かに、本当に(父は)重い病気をたくさんしてきたので『よく持ったな』っていう年齢まできたと思うんですけど。
でも最後が厳しい介護をしてきたので本当に父親に言ってはいけないことを言ったんですよ。
『おとうちゃんなんか早く死んでくれたほうが楽やわ!』とかね。
直接本人の前でいったことがあるので。」

木村藤子「うん、親孝行をかなりしたつもりが、悔いがあなたの心の中では残っているんです。
人間というのはそういうように結果が出て悔いを残します。
でも、それはお父さんの優しさ、温かく見てくれたと思います。
(お父さんは)恨んでは全然いません。この方がにこやかに『さっぱりした』と『苦労ばかりかけた』と『いつまで長らえているんだろう』と意識のあるうちは思っていたそうです。だからこれはご安心して。」

春やすこ「そうですか。」

木村藤子「にこやかに笑顔がとても素敵なお父様だと思います。」

春やすこ「はい。」


悩み
死ぬ直前の父の想い

答え
父は温かく見守っていた
介護のことを感謝していて恨んではいない

posted by ちこ at 20:57| Comment(0) | 春やすこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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