ここでは谷一歩の鑑定の様子です。
パート1からの続きです。
〜それでは谷はどうすればよいのか。木村が示した。〜
木村「まず、あなた素直になりなさい。」
谷一歩「素直になる?」
木村「たった今からでも。わたしとの会話でも。」
谷一歩「今ですか?でも、素直になるのはすごくわたし苦手なんです。」
木村「うん。
これは1分で終わる(解決する)問題なの。この部分は。」
谷一歩「1分ですか?」
木村「はい。何がというと、あなたの欠点(素直でない)がそこにある。
あなたは自分で(悩みの)答えを出して言っているの。で、いいですか。
あなたのもっている大きな穴。アナという言葉を使った。欠陥ですよ。欠点です。
それは激しい気性(からくるもの)。人の言い分を聞かない。
素直でない部分。これを直さないと。」
谷一歩「どういうことですか?わからない。」
木村「(答えを)言っているのに理解もしてくれないし、その(気性の)強さを直すつもりもないという表現できる。」
谷一歩「だって私は強くないと、壊れてなくなってしまうという焦燥感があるんです。わたしの中で。
もし私がここで何かを受け入れたり、素直になって自分の素顔を見せた時に、すごく人は怖いですから、人の浸食されてしまうんじゃないかというおそれがあるんだと思います。」
木村「あなたはわたしがあなたの(性格の)強すぎる点を指摘すると、『そうしないと人を信用できないから生きてこれなかった』と言いますし、かといって素直になりなさいというと『素直では生きてこれないんだ』となるし。
ちょっと待って。今のお愛想笑いやめて。 」
谷一歩「(何か言おうとします。)」
木村「やめて、反発は。二言目には反発。これは絶対に(やめなさい。)」
谷一歩「はい。」
木村「はっきりいわせてもらう。
あなたは欠落という自分の欠点を知りたいんだったら素直になりなさい。あなたのためには大事なこと。
あなたは欠落の部分を知りたい。
だからその部分(がどこか)を言っている、そうすると肩すかしっていうのは、私の言葉に対して、でも、でも、でも(と反論)が出るんですよ。
わたしの言葉も厳しくなってきました?嫌でしょう?」
谷一歩「わたし、怒られるの嫌いなんです。」
木村「勝手なこと、わがままいわないで。親が悲しい思いしますよ。
それはあなたの性格の愚かさから出ている。
あなたのやさしい、気がちっちゃい部分もあるので。」
谷一歩「わたしはやっぱりそれを誰かに見せたりというのが恥ずかしい。
なかったことにしようと思って生きてきた。」
木村「だけど(性格の)強いほうばかりを使って、これでは馬鹿にされるとか、馬鹿にされるっていうのは、馬鹿にされるよりも馬鹿にする方がおかしい。
目を見て。泣くのは早い。
人の話を聞く。ここで泣いていたら愚か者になっちゃう。」
谷一歩「(うなづく)」
木村「そうじゃなく、知識を得なさいっていうこと。
あなたがもし今のままで、(性格を)変えていかないと仕事をしてもこれから伸びないですよ。
この道(芸能界)では食べていけないと思う。」
〜谷が気づくにはまだまだ時間がかかりそうだ。
続いての相談は弟の事〜
パート3へ続きます♪