ここではKABA.ちゃんの鑑定の様子です。

収録後、突然KABA.ちゃんが木村の元へ駆け寄った。
KABA.ちゃん「スタジオでお話しすることができなかったんですけど、どうしても相談したいことがあるのでちょっとだけお時間よろしいでしょうか?」
木村藤子「私は大丈夫ですよ。」
後ほどKABA.ちゃんが木村藤子さんの控室を訪れます。
KABA.ちゃん「さっそくなんですけど、すみません。よろしくお願いします。」
木村藤子「どうぞお座りください。」
KABA.ちゃん「特に最近思っていることがありまして、」
木村藤子「何年生まれ?」
KABA.ちゃん「昭和44年生まれです。今44歳です。」
木村藤子「わかりました。」
KABA.ちゃん「さきほどVTRで佐藤かよちゃんの話がありましたけど。
私はもともとかよちゃんと考え方が似ていまして、やっぱりどんどん年齢を重ねるごとに『女性として生きていきたいな。』みたいな気持ちが強いんですね。
なんなら女性として生きていこうかという決意をしちゃおうかなと。
ただいろんな方に相談してみると『いいんじゃない。自分に正直に生きて。』という方と『いや、ちょっと待って。ここまでこうやって生きてきたんだから』と止めてくれる方と両方いらして。
自分でもちょっとどうしていいかわからなくなってきている部分もあったり。」
女性になりたい。長年の夢をかなえようとしていた。
KABA.ちゃん
本名、椛島 永次(かばしま えいじ)福岡県生まれの4人兄弟の次男。身も心もすべて女になりたいのだという。
木村藤子「(性転換)手術をしてよかったと思うかそれともこのままでいて将来を見てどう思うかということね。将来をみてみましょう。」
木村藤子「あなたね、手術しない方がいい。このままのほうがいい。
60歳過ぎ、65歳になった時に『元のまま(男性のまま)でよかったわ。』って思うときがきっと来るから。」
KABA.ちゃん「ああ、そうですか。」
木村藤子「全部手術して女性っぽくなってみたいですか?」
K
ABA.ちゃん「何なら戸籍も変えて。素敵な人が現れるのであれば、(芸能界を)引退してお嫁さんになりたいという気持ちはずっとあって。」
木村藤子「このまま(男性)の体でこのままの仕事を続けたほうがいい。」
KABA.ちゃん「1つ聞いてもいいですか?たとえば胸だけを入れる手術があったり、変な話、睾丸だけを摘出する手術があったり、全部取って女性になるパターンもあるんですけど。」
木村藤子「このままがいい。いろいろな面を含めて、何かにつけてこのままがいい。」
KABA.ちゃん「なんか手術を。」
木村藤子「やらないほうがいい。」
KABA.ちゃん「どこか自分で女性として思われたいみたいなところが小さいころからありまして、もしかしたら手術をすることで。」
木村藤子「やめたほうがいい。滅多にいうことではないんですが、これはできたら放送してほしくない(という)気持ちは私はあるんですが、はっきりいいますと手術したからあなたが心から喜べるとかそういう状態ではないということです。」
女性になりたい。木村はことごとくその夢を否定した。その一方でKABA.ちゃんにも思い当たる節があった。
パート2へ続く。
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