ここでは多岐川華子の鑑定の様子です。
パート2からの続きです♪
多岐川華子「それって、もし私が電話で話していたら状況は変わりましたか?」
木村「無理だと思う。おそらく精神バランス。
お会いしたかったんだと思います。小さい頃の思い出が脳裏から離れないで。
でもあなたのことは命おわるまでかわいい人だったと思います。ずっと忘れた事がなかった。
もうともかくあなたのことをとても大切に思っている人。
だから最後の最後まで電話をしたのだと思います。」
多岐川華子「何度もうなづく。(涙ぐむ。)」
木村「この人ほかに子供さんはないですか?あなた以外に。」
多岐川華子「いないはずです。」
木村「あなたへの愛情があまりにも一途で、それが視えます。」
多岐川華子「うれしいな。」
木村「それで、お父さん、ちゃんと成仏しています。」
多岐川華子「本当ですか?よかった。」
木村「お墓参りもしてますよね?」
多岐川華子「はい。この間、ちょうど七回忌で行ってきました。」
木村「なるほど。大丈夫です。お父さんのお母さん(祖母)も亡くなっていますが、この人がたぶん、(お父さんの)命が終わることをキャッチしておりまして、そばに来て見降ろしている姿が視えるから。」
〜父は助けを求めたのではなく、死ぬ前にもう1度娘の声を聞きたかった、それだけだった。もし電話に出ていても結果は変わらなかった〜
多岐川華子は父のことをもっと知りたいと思い、数日後木村藤子と鹿児島県に向かい、自殺した当日の足どりを追います。
お父さんを公園までのせたというタクシー運転手にも話を聞きます。
最初に寄ったのは公園。
お父さんの阿知波信介さんは、かってウルトラセブンのイベントで訪れた事があるそうです。
木村藤子によるとこの公園で気持ちを落ち着け1人で過ごしたそうです。
そして再びタクシーで自殺現場の滝へ向かったのだそうです。
そして深呼吸をし、手を広げるように飛んだのだそうです。
自殺現場に行き、多岐川華子はお酒とおつまみを供えたのでした。